みんな元気ですか
飲茶の続き・・・
飲茶の営業時間は香港の英国への返還前はお昼の
時間帯のみでした。それでも人気の店は行列ができるため
朝の10時から開店していました。
現在は朝飲茶も夜飲茶もあります。
飲茶という料理自体の地位が向上した事になります。
もっと前はお茶が主役で点心はわき役だったのです。
日本で言えば茶菓子程度です。
飲茶と言う名称はそこから来ています。
さて・・・
飲茶レストランに出かけることにします。
人気店では朝から行列ができています。
順番に並びますが、番が回って来て申告した人数がそろって
いないと後回しにされることもあります。
現地の店では店員さんの愛想を期待してはいけません。
かなりぶっきらぼうです。スマイルはプライスレスです。
ただここ香港ではスマイルは値段が付けられないほど高い
のかもしれません。これはレストランに限った事ではありません。
デパートなどもそうです。いやいや対応されることも普通です。
多少の覚悟が必要です。
大きなテーブルに案内された場合には他の人と相席になることも
あります。いちいち気にしていては始まりません。
体育館のように広いフロアで喧噪のなかで雰囲気にのまれないように
しましょう。何しろ広東語は普通に喋っていてもまるで言い争いを
しているように聞こえる事がよくあります。みんな声を張り上げて
おしゃべりをします。広東語は決してきれいに聞こえる言葉
ではありません。マンダリンと言われる標準語は世界3大美麗言語
にはいることもありますが広東語に限っては濁音が多く、決して
心地よく響く言語ではありません。
まずテーブルに座ったらお茶を聞かれます。黙っていると日本人には
ジャスミン茶が出てきます。プーアール茶とか白茶の寿眉(そーめい)茶
など種類を指定して注文します。お茶も料金にはいります。
次にテーブルにある注文票を手にして料理の注文をします。
女性がワゴンのカートを押して料理が回って来ます。呼び止めて
あれこれと指させばオッケーです。
(飲茶のワゴンカート)
チャーハンや焼きそばなどは手元の用紙で別途注文します。
カートを呼びとめた場合には出された料理の確認をして
手もとのオーダー用紙にハンコを押してもらいます。
この用紙で最後に料金の清算をします。
清算の際にはテーブルでその旨を伝えます。
香港ではほとんどのレストランではテーブルで料金の清算を
します。飲茶の場合にはチップは必要ありません。
飲茶はクレジット・カードが使えない場合も多くあります。
ご注意を!
次回は一度は試していただきたい絶品メニューのご紹介です。
この章もう一度続きます。
(ボクもヤムチャ食べたいです・・・)