ダイナミック香港 3 風水

みんな元気ですかドキドキ

香港と風水・・・グッド!

広東語で風水はフォンショイと発音します。

香港では風水が生活のほとんどを仕切っている感じがします。

どの家庭も部屋の向きや家具の配置に非常に気を使います。

子供が病気をしたら家具の向きを置き換えたりもします。

大きな会社でも風水は幅を聞かせています。

香港島セントラル地区の近代的なビルの中にある

アメリカ資本の金融関係の事務所での事です。

風水師が現地のスタッフの依頼を受けて事務所にやって来ました。

香港ではかなり有名な女性の風水師だそうです。

事務所のフロアーの中をあちこち歩いて何やら調べています。

長さを計る巻尺と方向を調べる風水版を手にしています。

調べ終わるとてきぱきと助手に何か指示を出しています。

実はオフィス家具の配置や、その間を通る通路の変更を

命令しているのです。彼女の命令は絶対のようです。

すぐにオフィスのレイアウトは大幅に変更されました。

その後会社の業績が急上昇したのは偶然では

なかったのかもしれません・・・。

話しはそれますが香港の金融街の中心地の「中環地区」(セントラル街)

にある中国銀行と香港上海銀行の両高層ビルの屋上には

お互いに相手を封じ込める為の風水が設計されています。

かたや中国資本、かたや英国資本です。

香港上海銀行のビルの屋上には巨大な大砲が2門中国銀行ビルに

向かって据え付けられています。

下の写真の屋上をよく見てください。大きな大砲が2門見えます。

かたや中国銀行のビルの上層階部は三角形にするどくとがった

鋭角の剣の形をしています。この剣の刃が香港上海銀行のビルに

向かって真っすぐに向けられています。

お互いがリングの上でボクシングのファイティングポーズを

取っているような印象です。これほどあからさまに目立つような

対立の構図をし向けてもいいんでしょうか。

なんだかお互いに刺し違えて繁栄とは違う方向に行ってしまう

ような気がしてしまいます。

日本人的精神構造とは大きく違うのかもしれません。

(クリック拡大)

イッピーの独り言

(香港上海ビルの屋上の大砲2門)

イッピーの独り言

(中国銀行タワーの剣の刃)

中国では古くから風水は幾何学形と密接に関連していました。

3角形や扇型などの持つエネルギーパターンを熟知している

ようです。日本でも古墳の配置や奈良や京都の都市の結界に

このような幾何学模様が頻繁に見られます。

香港には風水の風の通り道のためにビルの真ん中に巨大な穴を

開けた近代的なビルがいくつか存在します。この穴は明らかに

ビル風防止とは目的が違っているのです。

中国本土の政治体制とは明らかに違った道を進んでいる

香港の街には、何か不思議な力が働いているのかもしれません。

ダイナミックに躍動する龍のエネルギーのような。

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(みんなが仲良しになるといいな・・・ZZZzzz・・・にゃもにゃも~)

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