水の謎 7 パリの空の下セーヌは流れる

みんな元気ですかドキドキ

川の流れと時間の不思議な関係・・・グッド!

宇宙は人間に沢山の贈り物を届けてくれました。

その一つが時の流れかもしれません。

以前こんなお話を書きました。

内容はヒーリングファンタジーです。

タイトルは地球(テラ)の旅立ち。

(始まりはこちら→地球(テラ)の旅立ち 1

地球は生きていると言われています。

もしそうなら人間と同じにチャクラがあるかもしれません。

人間ならチャクラが開いてつながった時には覚醒すると言われています。

人間と同じように地球もチャクラをつなげてみたらもしかしたら

平和が来るかもしれないと言う希望があります。

どうやって地球のチャクラをつなげるのでしょうか。

それは地球のそれぞれのエネルギーセンターであるチャクラの

精霊が一か所に集まって、手をつなぎ、エネルギーを交歓すれば

出来るのかもしれません。

この目的のために地球のチャクラの精霊が集まります。

精霊になったイッピーがチャクラの精霊を一人また一人と説得して

みんなを一つにして行きます。

下の場面ではファルコンの精霊になっているイッピーと

アリゾナのセドナの精霊ラヒーリオ(第3の目のチャクラ)と

パリの守護精霊ジュヌビエーブ(喉のチャクラ)が

セーヌ川のほとりで集まっています。

そうそう・・・

水と時間の流れのお話でしたね。

彼らはセーヌ川のほとりの通りに面したカフェで

コーヒーを飲みながら話をします。

目立たないように人間に変身しています。

(みんなすごくカッコイイんです。ボクも・・・えへ!)

自分たちの計画が正しい方向に向かっているかどうかを話題にしながら。

彼らは計画の未来を見て見る事にします。

時間を一気に駆け上る方法がないかどうかを探そうとしています。

精霊の世界でも苦労はあるんです!

そのヒントが思いがけないところからやって来ます。

少々長いので数回に分けます。

パリのゆったりとした「時間」が流れる心地よい日差しの午後を

ご一緒にお過ごしください・・・

BGMはフランスのインターネットFMです。

こちらからどうぞ→NOSTALGIE SLOW

・・・

すぐにジュン(ジュヌビエーブ)と連絡がついた。

僕たちはパリの真ん中マレー地区にいる。

コンコルド広場からここまでゆっくりと歩いてきた。

セーヌ川の中州にあるシテ島のノートルダム大聖堂の裏手で

彼女を待つことにした。

そこは水辺のプロムナード。

手を伸ばせば流れる川に触れることが出来る。

意外なことにラヒーリオは都会の真ん中を流れる川を

見たことがなかった。

セドナにはほとんど雨が降らない。だから近くに大きな川がない。

アリゾナにある近くのグランドキャニオンに出かけた時に

見る川はよく知っている。そこにはコロラド川が流れている。

でもそれは都会の中を流れる川と全く違い大自然の中を自由に走る川。

まるで大地を走る龍みたい。時には激しくあばれる。

こんなにおとなしい川はラヒーリオにとっては珍しいらしい

都会の川は大自然よりも人間の悲しみや喜びを見ている。

人々の生活と共にある。

時には悩める人間の話し相手にもなる。

川はそうすることによって人間の苦しみや悩みを

水に流してあげるんだ。

そうすると人は気持ちが楽になる。

だから川には楽しそうな人間は話しかけてこない。

それは日の光やそよ風の役目。

セーヌはそんな人たちを長い間見て来た。

パリは恋の街。

だからセーヌには恋の悩み相談も多いんだ。

ほかにも老人のやりきれない孤独。

そして人の数だけのいろいろな悩みごと。

でも人はそれをセーヌが解決してくれたとは決して思わない。

人はセーヌが本当に聞いているとも知らずに話かける。

それがセーヌの流れ・・・

(あっ、詩人のボクがもう止まらない・・・かっこよすぎるう叫び

人間とのかかわりをラヒーリオはまたまた川の流れに洞察する。

相変わらず彼は鋭い。

ジュンがやって来た。

こぼれるような頬笑みをうかべて。

ジュンは相変わらず本当にきれい。

しばらく見なかったから忘れそうになっていたけど

彼女の美しさは息をのむほど。

だってジュンはパリの芸術の精霊・・・。

清純なきれいさに磨きがかかってきたみたい。

ボクは一瞬何を話せばいいのか忘れてしまいそうになる。

でもそれを気づかれないように咳払いをする。

そしてハレアカラ以来の挨拶もそこそこに僕とラヒーリオは

パリに来た目的を話した。

・・・

つづきます・・・グッド!

イッピーの独り言

(パリとセーヌとジュヌビエーブ・・・ボクしみじみ~目

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