みんな元気ですか
風と雪のおはなし・・・
今日からまた全国的に雪の予報が出ています。
以前書いたこんなお話を思いだしました。
あるところに風の兄妹がいました。
でも二人がどこにいるのかは本当は
だれもしりません。
二人とも風だから。
兄の名前は「わたる」。
妹の名前は「そよぐ」。
(わたるとそよぐの家族のことはこちら→風がそよぐとき
)
まだ小さい二人は仲良しです。
いつも一緒に遊びます。
あるとき二人は雪国をとおりすぎました。
その雪国で二人は雪の精に出会いました。
雪の精の名前は「むつのはな」といいます。
3人はすぐに仲良しになりました。
みんなで一緒に遊びます。
雪のひろい野原は見渡す限りの白い平原です。
粉雪が積もっています。
3人はこんな遊びをしました。
雪の精が雪を降らせます。
わたるがそれを集めます。
そよぐが集めた雪を丸めました。
3人でお菓子のような雪の形を作ります。
それはこんな形になりました・・・
こんな形も出来ました・・・
その夜は3人の楽しそうな笑い声が
降る雪のようにいつまでも続いていました。
もし北国で「雪まくり」を見つけたら
それは多分風の子供の精霊が遊んでいたあとです。
それに・・・
もしかすると彼らはまだ近くにいるかもしれません
(ボクも雪あそびに行くです・・・)