みんな元気ですか
日本の深くて不思議な謎・・・
日本人は日中のご挨拶を交わす時「こんにちは!」と言います。
これは「今日は」と書きます。
その意味は「今も日の神様に守られていることにお互い感謝です!」
だそうです。「今日は」の「日」は太陽・・・つまりお日様です。
日本人は、自分の毎日の生活の折々に、いい時も悪い時も
常に「おてんとうさま」に特別な思いを寄せて来ました。
「おてんとうさま」のおかげだね・・・とか
あるいは自分の良心を探り
「おてんとうさま」に顔向けできない・・・とか
その理由と意味がここにあったような気がします。
お日さまのおかげで活かしていただいているのに
そのご恩に背いてしまった。
これではお日さまにもう守っていただくことはできない。
それどころかご守護を祈る資格ももうなくしてしまった。
これからどうすればいんだろう。
という嘆きの感情がそこにはあります。
日本人が村八分や仲間外れを恐れる基本的な感情を
ここに見るのです。
ウンチクついでで恐縮です。
「さようなら」の語源ですが
その昔旅の街道で「きょうのご気分はいかがかな」
と出逢った見知らぬ人の誰とでも昔の人は挨拶をしていたそうです。
そのころは人間少なかったしね。
人気のない道ですれ違う時に黙っていると気味が悪いし
気づまりだったのかもしれませね。
すると答えがだいたい「気分はよろしいです」と返事が返って来ました。
それに対して最初に尋ねたほうの人が「左様ならばそれでよい」と
答えたそうです。そこから「さようなら」になったとか・・・
話をもとに戻します。
外国で、お日様に感謝する事を人間のお互いの「ご挨拶」に
している国はありません。
その意味で日本はなんだか特別な国です。
それに極めつけは・・・
日本の国の名前を普段あまり意識する事はありませんが
なんてたって「日の本」の国なんですよね。
もひとつおまけに日本の国旗もそうですよね。
なんで「日の丸」なんでしょうか。
マット・デイモン主演の「オデッセイ」という最近の映画を
(2016.2.5公開)ネットで見ました。
以下のURLでまだ見ることが出来るかも・・・
http://videowood.tv/embed/iji8
火星での調査を終えて地球に帰還するという
直前に事故にあい一人取り残されて
生き残りを模索するというストーリーです。
次に地球から探査機が来るのが4年後という設定です。
彼はここ不毛の火星の土地で4年間生き延びなくてはなりません。
そのとき残り少ない食料をどうするかが一番の問題でした。
植物学者の彼は必死に考えます。
答えは空気を水素と酸素から調合し同時に日の光を
作り出すことでした。何度か大きな失敗を経験し
緊張の連続ですが不毛の地で宇宙基地に
残された「もの」を使ってついにジャガイモを栽培します。
日の光はここでも最大の恩恵をもたらします。
太陽の光は人間の命と直結している
ということがよくわかる映画でした。
(「お天道様ごめんなさい」をするボク・・・その上目使いはやめなさい)