みんな元気ですか
日曜日のMusic musicだよ・・・
今宵は往年のジャズ・スタンダード・ナンバーの
名曲をお送りします。
巨匠コール・ポーターの不朽の名作です。
スイングジャズの代表作品から
「I’ve Got You Under My skin」です。
シナトラがフル・オーケストラをバックにスイングします。
シナトラはディーン・マーチンやサミー・デイビス・Jr
と共に一時代を築きました。
ブルー・アイズのスイングジャズといえばシナトラの事です。
今でも多くののファンを魅了しています。
古いものでも受け入れる懐の深さは
アメリカのショウビジネス独特の世界です。
現代の若者でもその復活を担っています。
オーストラリアのX Factorより
Liam Burrowsが歌う同じ曲を聞き比べてみてください。
とても新鮮に聞こえます。
だって彼まだ17才です・・・
そして極めつけは全くのオリジナルに聞こえる
独特の同じ曲の世界をお聞きください。
ランダウ・ユージン・マーフィー・ジュニアーという
長い名前のこの人がX Factorに登場したときは
衝撃でした。彼はそれまで底辺の生活をしていました。
自分の才能を少しも知りませんでした。
どうせだめだろうと一度だけ出たこのオーディションで
一躍彼の名前は知られることになります。
ドレッド・ヘアーでガムを噛みながら出てきたランダウは
今ではプロ歌手として立派にデビューしています。
歌う前と歌った後で雰囲気が一変します。
彼は本当の自分を知ることになります。
まさにアメリカンドリームでした。
これももう一つの「ウタノチカラ」だと思います。
（空に向かって伸びる枝は日の光をいっぱい浴びて・・・）
