妖精のリング現象

みんな元気ですかドキドキ

妖精の輪・・・グッド!

(以前のシリーズの抜粋がしばらく続きます。)

フェアリーリングという現象は日本ではあまり話題に上る

ことはないのですが、ヨーロッパではどこの国に行っても

昔から広くこの現象が起きていることが知られています。

1884年には学術論文が科学雑誌に発表されるほどで、

多くの人々の興味を引いた現象でした。

このフェアリーリングはイギリスで多く見られますが

共通するのはそのリングの中で妖精や小人を見た

という人がいる事です。多くの人が同時に同じ光景を

見たと言う例も報告されています。

フェアリーリングは、物語の中にも登場します。

シェイクスピアの物語『テンペスト』に、「月夜に羊も食わない

苦い緑の輪を草地につくるおまえら、真夜中に茸を作って遊ぶ

おまえら妖精よ」と主人公が妖精に呼びかけるシーンがあります。

戯曲『真夏の夜の夢』には夏至に妖精の祝祭が行われるという

ヨーロッパでの言い伝えが背景になっており、妖精が輪を描いて

踊ったり、きのこの妖精が登場する場面が出てきます。

イギリス映画「トゥルーストーリー」という妖精が出てくる

映画を以前にご紹介した事がありますが(現在は削除されていて

YouTubeでは見ることは出来ません)この中でも境界線の外に

出ることが出来ない妖精が描かれていた記憶があります。

この境界線から出ることが出来ない、あるいは輪の外に妖精が

出ることができなという事は大きなヒントのような気がします。

話が少しそれますが・・・

日本では静岡大学がこのフェアリーリングに注目して2010年に

研究発表をしたことがあります。同大学の大学院の創造科学

研究部による研究ですが、興味の対象は妖精ではありません。

実はフェアリーリングの中では農作物が非常によく育つことが

分かっています。このリングの中の成分が塩害や高温、低温にも

強く稲やジャガイモやレタスが2割から3割収穫が増えたことが

報告されています。アスパラガスに至っては収穫量が

2倍に増えたそうです。今年あたりから、同大学の研究室の

努力により、アフリカやインドなど温度や塩害の問題を持つ地域で

実用化が進むかもしれません。

以前クロップサークルの中でなぎ倒された麦などの穀物が

異常によく育つ事をご紹介した事がありますが、

何やらそのことを連想させます。

(参照過去記事→巨石の遺跡は宇宙テクノロジー

話をもどします・・・

ヨーロッパではグリム童話等にも多く小人や妖精が出てきます。

ディズニー映画にも「白雪姫と7人の小人」等多く妖精や小人が

出てきます。日本にも一寸法師など多くの小人や妖精のお話しが

あります。例をあげたらきりがないほどこれらのお話があります。

さて・・・

これらのすべてが想像の世界の産物なのでしょうか。

実はヨーロッパで妖精がこれほど物語や童話に登場するように

なったきっかけになったある事件がありました。

その事件とはイギリスのある村で起きた実話です。

続きはまたね・・・グッド!

(7人の小人たち・・・なんでみんなおじさん・・・?)

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