みんな元気ですか
謎のチベット密教・・・
曼荼羅つながりの話しで少し横道にそれます。
下は砂絵の曼荼羅をチベットの僧侶が作っているところです。
とても根気のいる作業です。
砂絵曼荼羅はカラフルな砂を用いて描きますが
完成後一晩残すことはほとんどありません。
長い時間をかけて、腰を曲げて通常は床に描き
忍耐の末に出来た途端に消してしまいます。
宇宙の波動をあらわしているとすればそれも理解できなくも
ありません。なぜなら波動は常に一定ではなくその時その時に
変化するものだからです。残せばそれは過去の波動であり、
執着になってしまうという考え方です。
もう一つの理由は曼荼羅はきれいに作って人に見せる
ためのものでもありません。瞑想と同じ意味を持つ「修行」
だからです。曼荼羅の中に宇宙を見るため、そして大日如来
の心と一体になるための修行です。
砂絵をよく見るとわかりますがチャクラに対応する七種類の色の
砂が使われています。
この虹の七色はチベット密教では非常に特別な意味を持ちます。
チベットではよく虹が出るといわれています。
実はチベットでは人間がこの七色の光を発する時があります。
高僧が即身成仏するときにこの虹が出現します。
日本では即身成仏というと数か月も断食をして水も取らず自ら
ミイラになるというつらそうで暗いイメージがあります。
しかし本家チベットのそれはまったく違います。
このチベット密教の実態はあまり表に出ることはありませんでした。
しかしInstitute of Noetick Science(ノエティック・サイエンス研究所)
という宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルによって設立された
超心理学を研究する組織から派遣されたフランシス・ティソという
カソリック教会の神父の調査によりその実態が徐々に明らかに
なっています。
ちなみにこのノエティック・サイエンス研究所とは最先端の科学を
駆使して超心理の世界を探求しようとする機関で、あのダビンチ・
コードを書いたダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」という
小説にも登場します。
下はそのティソ神父のポートレート写真です。
さらにティソ神父がチベットで調査をしているときの写真です。
チベットは現在中国に占領されかなり不自由な宗教活動を
行っています。ダライ・ラマはインドに亡命しましたが、亡命せずに
残った宗教指導者もいます。しかし常に中国軍の監視下にあります。
その中でもいくつもこの即身成仏が目撃されています。
チベットでは即身成仏というより「レインボウ・ボディー」として
知られています。
その名前の由来は文字通り体が虹の光に包まれ、天使の
歌声が聞こえ、ふくよかな香りに包まれて密度の違う向こうの世界に
旅立つことからきています。
それだけではありません。
レインボウ・ボディーの達成者は皆驚くような能力が
備わっていました。
続きはまたね・・・
(虹色の夢を見るボク・・・)