みんな元気ですか
前回の続き・・・
歴史は一時代の点で見ても虚像。
しかし点と点がつながって線になった時に
おぼろげながら姿を見せてくれる。
その線は多くの場合今とつながっている。
ただ・・・人がそれを語ることはない。
(by イッピー・・・あは)
このシリーズは小説ではありません。
事実だけを述べたお話しでもありません。
なぜなら見えない世界の事や実証されていないお話しが
たくさん出て来るからです。
このシリーズは以下ののシリーズと連続してもいます。
「オリハルコン」→こちら
「秦の始皇帝の野望」→こちら
「徐福の夢」→こちら
「龍の復権」→こちら
一部「山のもののけ」→こちら
ある意味みんな続きの物語です。歴史の裏の線の行方を追うために
はからずも今までで最長のシリーズになりました。
ただいくつかの疑問に関しそれなりの謎解きをしてきました。
一応の結論は見たものの謎のまま残っている部分もあります。
例えば「契約のひつぎ」はニギハヤヒの眠るであろう「箸墓古墳」に
隠されていると推理しました。そもそも「箸墓古墳」自体がニギハヤヒ
の古墳である事も証明されてはいません。ある程度の確信がある
としてもこれは諸事情で現在は確認することが出来ません。
将来の検証に結論を待つ事になります。同時に誰がスサノオ・
ニギハヤヒを封印したのかについてもいくつかのヒントは示しました
が明らかな結論を出すには至っていません。その人物を特定する
事にどれほどの意味があるのかと思うからです。
でも今回はそれで充分だと思っています。そして今まで読んで
いただいた皆様にたくさんの感謝を捧げながらこのシリーズは
そろそろ結論に向かう時が近づいています。
スサノオ・ニギハヤヒが目指した到達点はどこにあったのか・・・
なぜそれが崩れ、彼らが封印されたのか・・・
その延長「線」にある我々は今どこに向かっているのか・・・
少なくともそれらの「謎解き」に最後に挑戦してみたいと思います。
続きはまたね・・・
(マウイ島・ハレアカラ山頂からの黎明)