みんな元気ですか
前回の続き・・・
友達の風さんが教えてくれました。
きのうの宝船の歌について・・・
風さんは言います。
「宝船の歌とモナリザの共通点が分かるかい?」
ボク「全然分からないよ。」
風「実は面白い共通点があるんだよ。」
ボク「どんなことなのさ」
風「両方とも回文形式で何かを閉じ込めることが目的・・・」
ボク「なんの事?」
風「じゃあ教えてあげるよ・・・」
以下が風さんのお話しの要点です。
ダビンチが書いたモナリザの絵は不思議な背景になっています。
背景に川と道とその後ろに岩山が描かれています。
なんだか幻想的な風景ですがそこに不思議な
メッセージが込められているんです・・・。
同じ絵を左右に並べると背景の模様が連続してつながるように
なっているんです。そのことに注目するようにというかくれた暗示が
いくつかこの絵の中にはあります。絵の中に描かれたうねる「道」
自体がどこまでも続くと言う暗示です。そして次に隠された暗示は
この絵の中の不思議な川です。文学等の芸術で川の流れが時間を
表していることはこのブログでも数回に渡ってご紹介しました。
この絵の背景の道と川が時間に注目せよと言うメッセージですが
同時に時間に関する別の暗号が隠されていると言うヒントだったのです。
以下の写真(ウィキぺディアから)をよく見て下さい。
(2枚縦に並べたのは失敗ではありませんが・・・スペースの関係で
左右に並べられないので上下になってしまいました。)
(クリック拡大)
右の端と左の端が同じ山がつながるように描いてあるんです。
両肩の少し下の意味不明な黒い模様のようなものも絵を2枚
合わせると一つの球体に見えるものになります。
つまり背景の模様には終わりがないんです。これは永遠に続くと言う
暗号でありおそらくこの絵のモデルの「美」を永遠に閉じ込めるという
メッセージになっています。
これこそが中世のヨーロッパに伝わる魔法の封印の技法です。
レオナルド・ダ・ビンチはルネッサンスの巨匠です。彼はあらゆる分野の
技術に精通していました。魔法の技法を知っていたとしても不思議では
ないのです。
中世ヨーロッパのルネッサンスの原点はスペインのアンダルシアの
アルハンブラ宮殿を中心としたイスラム文明に刺激を受けていました。
参照 ↓ ↓
中世ルネッサンス時代には化学、芸術、建築などあらゆる分野の
技術が発達しました。それらの全てが現代我々が使っているアラビア数字
がギリシャ数字に変わって導入された事によって飛躍的に発展しました。
当時の教会などの設計図を見るとアラビア数字の導入過程がよく
分かります。ギリシャ数字とアラビア数字が併記して書いてあるんです。
ルネッサンス以前のヨーロッパにはギリシャ数字だけでした。しかし
ギリシャ数字は桁数を表す文字数が多すぎて実用的ではないんです。
同時に魔術に関する技術もアラビア数字の導入により飛躍的に伸びたと
思います。そして・・・「アルハンブラの記憶」でも触れましたが
イスラム文明はもともとは古代ギリシャ文明のコピーから始まりました。
驚くほど多くのギリシャの文献がアラビア語に翻訳され本になりました。
アルハンブラの図書館に10万冊超える蔵書として納められていました。
現代の図書館でもこれを超える図書館はあまりないと思います。
それにイスラム教の中の多くの天使はキリスト教と共通なんです。
アッラーの神もエホバ・ヤ―ウエの神も同一の唯一絶対神です。
大天使ミカエルもいればガブリエルもいるんです・・・両方に。
そして時代的には聖徳太子や秦河勝の方がダビンチよりはるかに
古いんです。つまり・・・スサノオを封印した魔術はもともとは西洋
から伝わったものであるとすればダビンチのモナリザの絵に使われた
魔術の技法と起源は同じなんです。
その理由は・・・話しをもとに戻します・・・
聖徳太子が作ったと言われる「宝船の歌」との共通点について・・・
この歌はダビンチの絵と同じ魔術の技法が使われています。
終わりを始まりと隣り合わせに貼りつけるとつながります。
回文法でできているから・・・。
そして逆にこの回文法の封印の魔術を駆使するにはダビンチ同様の
才能が必要になると思えます。それが出来た人は多くはいません・・・。
この歌は永遠に続くんです。
この歌には時を表す川の代わりに海が出て来ます。
海が表す「時」は川よりも長いんです。
何かが永遠に封じ込めてあるんです。
その何かとは海の神・・・龍神スサノオその人なんです。
この歌は龍神を封じ込めれば海は荒れることがないと
言っているんです。
続きはまたね・・・
(踏ん張って・・・船酔いをこらえるボク・・・ヘミシ~・・・オエッ)